【FX】スキャルピング&デイトレの練習方法!初心者がコツを掴んでトレード力をUPさせるには?
スキャルピングやデイトレードは初心者でも習得しやすいトレードスタイルですがコツを掴むまでが大変です。
最悪、コツを掴む前に資産が溶けてしまう可能性が高いので、十分に練習してから本格的にトレードした方が安全です。
理由はスポーツと同じで何度も練習する過程でコツを掴むわけであって『こうしたら良い』と教えられただけで体得できるものではないからです。
この記事では、初心者がスキャルピング&デイトレードのコツを掴むための練習方法をまとめていきます。
その方法を理解して実行できるようになれば、FX初心者でもスキャルピング&デイトレードのコツを掴み、安全にトレード力をUPさせることができます。
なぜなら、僕自身が散々スキャル&デイトレのコツを体得するために実践した方法なので再現性が高いと思うからです。
最初からリアル口座でトレードすること
FXのスキャルピング&デイトレの練習をデモ口座でやる人が多いですが僕はお勧めしていません。
なぜなら、デモ口座だとトレードが適当になってしまうからです。
- 含み損を抱えても緊張しない
- 損失を出しても痛くもかゆくも無い
- 含み益を放置してしまう
- チャートを見なくなってしまう
などなど、デモ口座は百害あって一利なしくらいに考えておいた方が良いです。
しかし、『いきなりリアルトレードは怖い。』という意見もあるかと思いますが、これから紹介するワークアウトを実施することでリスクを抑えながらスキャルピング&デイトレードのコツを掴むことができます。
ワークアウトをトライ!
①エントリーする根拠をしっかりと持つ
手法は何でも良いので、エントリーする根拠をしっかりと持つこと。
- テクニカル&インジケーターを使う
- チャネルやトレンドラインを使う
- ダウ理論を使う
- フィボナッチを使う
- エリオット波動を使う
手法は何でも良いですが、間違えても感覚でエントリーしないように。
②手法は『ひとつ』に絞る
使う手法はひとつに絞ること。
なぜなら、初心者がアレもコレも手法に手を付けてしまうと、何が良くて何がダメだったかが検証できないからです。
今の時代、有料商材を買わなくてもネットや書籍を探せばトレード手法が山ほど出てきます。
ただし、多くの手法を知っても初心者にとっては根拠や判断が鈍るだけなので使う手法はひとつに絞りましょう。
③エントリーの枚数
実効レバレッジを低く(低レバ)してトレードすること。
原資100万円につき1エントリー1Lot(10000通貨)を厳守します。
(出来れば原資100万円。50万円なら5000通貨、10万円なら1000通貨)
資金が10万円~50万円の場合はどうしたら?
1ポジション1000通貨を厳守すれば安全な実効レバレッジでトレードを再現できます。
*1000通貨対応しているFX会社の使用を強く推奨します。
同時に複数のエントリーをしたり、複数の通貨ペアを触るのもダメです。
なぜなら、このルールを破ると絶対にポジポジ病になります。全てのルールが崩れて、気付かないうちにハイレバトレードをやってしまうからです。
さらに大切なことは、
100万円につき1Lotを守っている限りは、絶対に資金が溶けません。
大事な事なので2回言いますが
100万円につき1Lotを守っている限りは、絶対に資金が溶けません。
コロナショックとリーマンショックが同時に来ようともです。
④利確のルール
1枚(10000通貨)につき100円で利確し、1日の利益は500円を目標にします。
めちゃくちゃ少ないと思うかもしれませんが、最初はこれくらいが良いです。
なぜなら、500円の利益を20日間出し続ければ月間10000円で年利12%となります。
これは日本国内のどんな金融商品よりも高い利回りです。
僕はFXに派手なイメージを持つ人が多すぎるような気がしています。ネットやSNSを見ていると華やかな実績で目立っているトレーダーさんも居ますが、誰もが直ぐに同じ実績を出せるわけではありません。
SNSでフォローしているトレーダーが月間100万円勝っているからと言って、自分も100万円勝てるわけではありません。
彼らとは原資の規模も違うし、取れるリスクも違います。
⑤損切りのルール
損切りは1日1回500円まで。
500円はボラが大きい相場だとすぐに到達してしまいますので、慎重に狙いを定めてエントリーする必要があります。
1回損切りしてしまった場合、次回以降のエントリーで含み損が500円以上になったら
利確を建値決済&損切りを10,000円に指定します。
指定したあとはポジションの行方を見守ります。その後どのようにチャートが動くかを観察します。時間が無ければ寝ても良いです。
ポジションを持つ期限は一週間で、元に戻らなかったら損切りします。
なぜなら、1日の損切り制限を設けないと『損を取り戻そう』とヒートアップしてギャンブルトレードになって損切り貧乏になりやすいです。
卒業条件は?
以上のワークアウトを1週間続けてみましょう。
収益がトータルでプラスで終わったか、マイナスで終わったかで次のステップに行けるかどうかを判断します。
収益プラスで終われたら?
ルールを徹底して1週間でプラス収益を達成でれば卒業とし、リアル口座でトレードを続行してください。
晴れて駆け出しFXトレーダーとしてデビューです。
恐らくはなんとなく利益の伸ばし方や、チャートの動き方、短期目線の見極め方が分かってきているはずです。
それに、低レバでトレードをする安全性を十分に理解できるようになっていると思います。
損切り限度額や低レバでトレードするスタイルは変えずに、少しずつブラッシュアップしていきましょう。
損失が出てしまった場合は?
逆に、1週間で1万円以上の損失を出してしまう人はデモ口座でもっと練習してからもう一度ワークアウトをトライします。
失敗してしまった理由は
- 目線(上か下か)が間違っている
- エントリータイミングが悪い
- 選んだ手法が今の相場に合っていない
- ボラが高すぎるタイミングでトレードしている
- 選んだ通貨ペアとの相性が悪い
などなど、いろいろあると思いますので、デモトレードで鍛えなおしましょう。
デモ口座とはいえリアル口座でトレードするつもりでトレードしてください。
リアル口座の緊張感を分かっていると思うので再現できるはずです。
結果を焦らないこと
僕が実際にスキャルピング&デイトレードの練習で熟してきたワークアウトを紹介してきました。
意外にハードルが高いので、ルールを守ってクリアできれば相当なトレード力が付いているはずです。
FXは得られる利益が莫大になる可能性を秘めていますが、逆に資産が溶けてしまうリスクも同じくあります。
なので利益を出すことばかりにウェイトを置かず、まずは資産を減らさないように結果を焦らずコツコツ利益を重ねることを重視していきましょう。