【レバノン】市場クローズ時に重大ニュースがあった時、為替相場への影響を調べる方法は？【デフォルト】

わらしべFX（@warashibeTRADE）です。

2020年3月8日（日）、レバノンがデフォルトを発表しました。

TwitterやSNSで煽る人、全く話題にしてない人、ニュースサイトで影響を調べる人、対応は人それぞれですが、FXトレーダーとしては為替相場にどう影響するのかいち早く知りたいところです。

しかし、今日は日曜日で相場はクローズ！！

重大ニュース『レバノンがデフォルト発表』が為替に与える影響がいまいち読めません。

ということで、この記事では

休日に重大ニュースが有った時、どのように相場への影響を予想したら良いか？

を解説していきます。

休日だからこそ落ち着いて、『自分が重大だと思っているニュース』がどのように扱われているのかを冷静に分析していきましょう。

経済ニュースを調べる

まずは重大ニュースについて経済ニュースを調べましょう。

『言われなくても誰でも調べるよ！』

と突っ込まれそうですが、内容よりもニュースの更新頻度の高さ、記事の大きさ、多さを調べます。

『経済に大きな影響を与える』と誰もが思っているニュースは、優先的に頻繁に大きな見出しが出るはずです。

今回のレバノンデフォルトにニュースを例にすると

レバノンデフォルトを知ったのが午前8：00頃

大々的にどこのニュースサイトでも取り上げられたのが午前10：00過ぎ

しかし、17時現在それ以上の詳しいニュースは流れてきていません。

↑このように、『レバノンデフォルト』で検索しても最新ニュースが5時間前でぜんぜん更新されていません。

次に、いろいろなニュースサイトでニュースの目立ち具合を調べます。

重要度の高いニュースであれば画像が大々的に貼られて視覚的に目立っているはずです。

↑経済ニュースサイトとして定番のBloombergですが、話題はコロナウィルス一色。

中東レバノンのデフォルトニュースよりも『サウジ1000万バレル超えの増産計画～』の方が目立っています。

続いて、日本経済新聞。

こちらも残念ながら、レバノンのデフォルトよりもニューヨークの非常事態宣言の方が大々的に取り上げられているくらいです。

この後複数のニュースサイトを見て行きましたが、レバノンのデフォルトを大きく取り上げているニュースサイトはありませんでした。

なので現時点（3月8日19時00分）では個人投資家の動きとしては相場に影響は無いと判断します。

日本、欧州、NYは土日は為替相場がクローズしていますが中東の市場は開いてたりします。

ただ、中東市場は規模が大きくないのと、各国市場がクローズしているので殆ど動くことはありません。また、仮に動いたとしても東京市場のオープンで戻されることがほとんどです。

ネットニュースに『中東市場が大暴落』のようなニュースが取り上げられていればトピックスとして念頭に置いておけば良い程度です。

今回の『レバノンのデフォルト』については朝のニュース発表後、同日中にはほとんどニュースが更新されず、またニュースサイトでの扱いも頑張って探さないとダメなくらいでした。

ニュースの経済記事に出てこないのであれば、あとは株価指数の発表が有ったタイミングで察していくしかありません。

ただ、ニュースにも出てこないならどれほど影響を与えるか判断するのは正直難しいです。

今回のレバノンのデフォルトのように、休日に起こった『為替相場に影響を与えそうなニュース』は、まずはニュースサイトを見てニュースが世間的にどう扱われているかを調べてみましょう。

ただ、ここで間違えてほしくないのは世界情勢で為替相場は動くが、方向を決めるのはヘッジファンドということです。

影響の大きさは知れても、どちらに動くかは後出しじゃんけんでしか証明できません。

どちらに動いても対応できるように無理のない枚数、無理のないレバレッジでトレードをしていきましょう。