【ポンド円相場解説】2020年3月5日【コロナ相場の収束はいつ?】
こんにちは。わらしべFXです。
世の中はコロナ…というか武漢肺炎で大変なことになってますね。マスクが依然品薄状態ですが皆さんどうかご自愛ください。
ポンド円の相場動向
さて、今週のポンド円相場ですが、ロングでもショートでも損した人が多いのではないかと思っています。(特にハイレバトレーダー)
私はずっとポンド円はロング目線でスイング中ですが、こういうコロナ相場時は目線を決めたらショート、ロングとコロコロ戦略を変えない方が良いです。
正直今はヘッジファンドや大口が個人トレーダーのポジションを振り落とすための生贄を絶賛募集している状況です。
なので、もしエントリーしたいなら低レバで137円付近でロング、ショートでエントリーしたいなら138.3付近までしっかり待った方が良いです。
ショート、ロング共にポジションが溜まってきている
ポンド円は137円をなかなか割らず138.6を上限、137.2を下限に水平線を引ける状態です。値幅で1.5円ほどの揺さぶられているので、ハイレバのトレーダーさんの中には焼き殺された人も少なくないでしょう。
焼き殺されなかった人はどうするかというと、ロング目線の人は137付近にポジション追加。対するショート目線は137を割ると信じていて、ショート利確後の押し目で137~138の間で再エントリーを狙っています。
と言うことで137付近のロングと137~138の間の疎らなショートが溜まっているはずです。
ヘッジファンドは個人トレーダーのポジションを見ることができるようなものなので、多い方のロスカットを巻き込みながら一気に動かしたい方向にドカンと動かす準備をしています。
コロナ相場の収束=ドカーン!と動くのはいつか?
最近の異様な相場はコロナウィルスによる混乱が原因のように騒がれていますが、わらしべFX的にはヘッジファンドは相場を操作するための【口実】にされてるだけだと思っています。
ポイントは【いつこの相場が落ち着く=動きが変わるのか】ですが、今回のコロナ相場と災害や戦争の相場とは分けて考えないといけません。
災害や戦争は生活や経済を立て直すにはかなりの時間を必要ですが、それに対してコロナはウィルスが収束すれば一気に経済の流れを復活させることができます。
収束=ヘッジファンドが仕掛けて来るタイミングと予想すると、おそらくは皆がコロナウィルスに慣れる=飽きる頃。
もしくはアメリカ選挙やイギリスのユーロ離脱による影響に世間の話題の比率が【相場を動かす理由にこじつけられるほど】大きくなってくればドカーンと仕掛けてくるのではないかと予想しています。
どちらに動くかはヘッジファンドにしか分からない
大事なのは世界情勢によって為替は動くけど、動く方向はヘッジファンドが決めるということです。
であれば、我々のような個人トレーダーは方向性が出た時に利益が出るようなトレードをすれば良いわけです。
今の状況で往復で利益を取ろうとしたり、ハイレバなトレードをすると必ずヘッジファンドの振り落としで焼き殺されます。
情勢が変化するタイミングは誰にも分かりませんが、現段階ではドル円のジリ下げが止まれば為替の世界ではコロナ相場の収束という見方もアリかなと思っています。
優位性の高いトレードを
恐らくポンドは最低でもあと1回は137円を試しにいくのではと考えています。
もし今ノーポジの人がいるならば、137.5あたりに低レバでロング、137円割れでS/L&ドテンショートも良いと思います。
ドテンは勇気が必要ですが、これは考え方次第。
ヘッジファンドが絶賛生贄募集中でどちらに吹っ飛ぶか分からない今のタイミングで持つショートポジションと、137円を割ってから持つショートポジションの優位性は冷静に考えれば後者の方が圧倒的に高いです。
FXは後出しじゃんけんなので、このようにしっかりと予想を立てて行動すればドテンも怖くありません。
先のことを考えないで行動すると怖くて判断も鈍ってしまいますが、先のことを見越して予想すると怖くありません。
しっかり計画して優位性の高いトレードを心掛けましょう。